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あったかもしれない輪廻説法

無知なので、既に仏教やキリスト教の偉い聖人が説法に使っているかもしれないネタだけど思いついたので敢えて書き出してみる。

私は輪廻とか信じてないんだけどw

(Ⅰ)ある男がいた。彼は主君を守り、その命のもとどんな残虐な殺戮も行える勇敢で優秀な兵士だった。生きている間は様々な勲章を貰い、大出世して主君から重んじられた。何十度目からの戦争で命を落としたが、彼を葬った墓に今まで埋葬された人びとより、彼が一生で葬った人々の数のほうが多かったことに古い帳面を見ながら墓守は気付いた。

(Ⅱ)ある女がいた。彼女はコケティシュで妖艶な容姿で、花街の遊女として名を馳せる。彼女をめぐって争う男たちはあとを絶たなかったが、ある政府高官に見初められて贅沢な生活を送る愛人となった。だがその美貌は国中の女から憎まれ、ある日毒を入れた酒を飲まされて彼女は死んでしまう。

(Ⅲ)ある女がいた。彼女は着飾ることが三度の飯より大好きで、赤い帽子と揃いのマフラーがお気に入りだった。高級な服や化粧品、アクセサリーを身につけるために家の財産を全て売り払ってしまった。彼女の浪費と見栄に巻き込まれて、家族全員が飢えて死んだ。

(Ⅳ)ある男がいた。彼は力持ちな上に脚が非常に速く、それが大の自慢だったが、無力な者への手加減を知らず、ある日金持ちの子供と駆け競走をして大金を巻き上げてしまう。その子供は親に顔を合わせられず、自殺した。

(Ⅴ)ある女がいた。彼女は子供の世話が好きで、また身体が健康なため出産後の乳の出も非常によく、乳の出の悪い他の母親たちの代わりに、その赤子らに乳を与えていた。赤子は成長すると彼女を大事にして、厳しい躾を行おうとする実母たちを嫌った。実母たちは女を憎んだ。

(Ⅵ)ある男がいた。彼の頭脳は極めて明晰で、多くの書物を著し、多くの研究を重ね、多くの人々から賢者とたたえられた。しかし、その多くの書物や研究の様々な資料は死ぬ前に全部焼き払い、弟子や後輩に当たる人々の目に触れないようにし、後世への名声を独り占めにした。


6人の男女は、生まれ変わるときに全て使役動物や家畜にされた。(Ⅰ)は犬に、(Ⅱ)は猫に、(Ⅲ)は鶏に、(Ⅳ)は馬に、(Ⅴ)は牛に、(Ⅵ)は山羊に。
他人に憎まれることをあまりに意識しないと、普通の者より一段低い者になってしまいますよ、という戒め。
うわー、宗教だwwwwwwww

本当はこれにロバと羊とアヒルあたりを加えたかったんだけど、日本ではあまり身近な例を知らないので(正直山羊もどうかと思うけど)やめた。

上から順に、殺人、誘惑、虚栄、射幸、溺愛……で、最後は老害?w
最後あんまり決まってないな。キリスト教の七つの大罪とか仏教の八戒とかと対照させても楽しいですな、と中二なことを思ってしまう。でも、ここまで対照させるとつまんないかもしれないけど。

生まれ変わりは信じないけど、使役動物ってのがなぜあの面子なのかを考えていると、いろいろと想像の幅が広がりますなあ。

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by kou_ten_nen | 2013-03-09 00:32 | 日記、雑記