2013年 06月 08日
阿佐ヶ谷ぼんやり行
(10日AM、写真を挿入しました)
ぐずぐずしていたら身体が鈍る一方なので、今日は午後からちょっと阿佐ヶ谷まで足を伸ばしてきました。
ちょっと前まで阿佐ヶ谷っていうとあんまり遊ぶところなくて(と、私には見えたw)、古い商店街が方向性を何とか定めようといろいろ葛藤しているところだったなあ、という印象しかなかったんですが、今日見たところではカフェ女子レストラン女子必見の素敵なお店に変貌しつつあるようです。
東京でのカフェは十年以上、何かあったら探すような状態の私なのですが、記憶にうっすら残る20年前のカフェって、まだまだルノアールタイプの、紅茶というと「ミルクになさいますか、レモンになさいますか」でミルクっていうとコーヒーにつけるのを持ってきて、レモンっていうと輪切りのレモンを一切れ二切ればっかり並べてくるような、そういうノリでした。
いえ、勿論、そういうお店も今でも少しは残っているんでしょうが、当時は紅茶をポットで出してくるのはまあ、「紅茶専門店」と銘打っているところだけでしたし、ちょっと気の利いたお店だと悪名高いティーサーバで出してきたりと、今を思うと「いやあ、この国って豊かになったもんだなあ」と思うのです。
そして、少し寂しいことですが、カフェ流行りすぎかもしれない、とも。嬉しいことは嬉しいんですけれどもね。
今日は二軒のお店に伺いました。
「tentcafe(テントカフェ)」[杉並区阿佐ヶ谷南1-47-11 2F]
阿佐ヶ谷駅から南口のアーケードを少し歩き、左側の横道に少し目を向けたら、そこが入り口です。手作りのかわいい看板に惹かれてちょっと狭い階段を上ったら、有無を言わさずお店に到着。
絵本の中に入り込んだような、強烈な「私的空間」を感じます。そのせいか、一人で来るお客さんが多いのかもしれません(複数だと人を選ぶかなと思います)。これはいい意味でそうです。
騒然たるファミレスやチェーン展開するカフェも嫌いではないんですが、一人で何か考え事をしたいときや、親しい人への手紙を書きたいとき、そんなときはこういうお店の空気ってすごく貴重なんですね。
部屋中に置かれている小物の数々。流れる音楽(私のときは洋楽でした)。すごく広いお店ではないですが、全部で20脚くらいの席(荷物をお持ちの方向けに全席に荷物入れ完備でした)。
オーナーさんも、おかみさんも(若くてとっても美人さんです)、気さくで朗らかな方でした。
「CAFE 珈司(こおし)」[杉並区阿佐ヶ谷南1-35-18]
中杉通りをアーケードに沿って南下すると、最近オープンしたのか割と可愛いお店が並んでいたりもします。が、一軒だけ、やけに落ち着いた看板と店が見えてきます。
阿佐ヶ谷有数(多分有数)の老舗珈琲店だというのはダンディなオーナーさんからお話を伺って知りました。入ったときは常連さんが何名かいらして、見た感じでは少し落ち着いた年齢の方向けかな、とも思います。銀座でも時々見る、静かに美味しいコーヒーを味わうお店。ロイヤルコペンハーゲンの磁器に注がれてやってくるコーヒーの、なんと深みのある味わい。
店装と照明はやや暗めなので、作業にはあんまり向きません。上で私はいろいろと書きましたが、ここのお店の場合はいい意味で昔ながらのお店で、常連さんに愛される素敵な一軒だと思いました。
※※※
初めましての方は、このたびはご覧になってくださってありがとうございます。
また、そうでない方も、いつもありがとうございます。
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ぐずぐずしていたら身体が鈍る一方なので、今日は午後からちょっと阿佐ヶ谷まで足を伸ばしてきました。
ちょっと前まで阿佐ヶ谷っていうとあんまり遊ぶところなくて(と、私には見えたw)、古い商店街が方向性を何とか定めようといろいろ葛藤しているところだったなあ、という印象しかなかったんですが、今日見たところではカフェ女子レストラン女子必見の素敵なお店に変貌しつつあるようです。
東京でのカフェは十年以上、何かあったら探すような状態の私なのですが、記憶にうっすら残る20年前のカフェって、まだまだルノアールタイプの、紅茶というと「ミルクになさいますか、レモンになさいますか」でミルクっていうとコーヒーにつけるのを持ってきて、レモンっていうと輪切りのレモンを一切れ二切ればっかり並べてくるような、そういうノリでした。
いえ、勿論、そういうお店も今でも少しは残っているんでしょうが、当時は紅茶をポットで出してくるのはまあ、「紅茶専門店」と銘打っているところだけでしたし、ちょっと気の利いたお店だと悪名高いティーサーバで出してきたりと、今を思うと「いやあ、この国って豊かになったもんだなあ」と思うのです。
そして、少し寂しいことですが、カフェ流行りすぎかもしれない、とも。嬉しいことは嬉しいんですけれどもね。
今日は二軒のお店に伺いました。
「tentcafe(テントカフェ)」[杉並区阿佐ヶ谷南1-47-11 2F]
阿佐ヶ谷駅から南口のアーケードを少し歩き、左側の横道に少し目を向けたら、そこが入り口です。手作りのかわいい看板に惹かれてちょっと狭い階段を上ったら、有無を言わさずお店に到着。
絵本の中に入り込んだような、強烈な「私的空間」を感じます。そのせいか、一人で来るお客さんが多いのかもしれません(複数だと人を選ぶかなと思います)。これはいい意味でそうです。
騒然たるファミレスやチェーン展開するカフェも嫌いではないんですが、一人で何か考え事をしたいときや、親しい人への手紙を書きたいとき、そんなときはこういうお店の空気ってすごく貴重なんですね。
部屋中に置かれている小物の数々。流れる音楽(私のときは洋楽でした)。すごく広いお店ではないですが、全部で20脚くらいの席(荷物をお持ちの方向けに全席に荷物入れ完備でした)。
オーナーさんも、おかみさんも(若くてとっても美人さんです)、気さくで朗らかな方でした。
「CAFE 珈司(こおし)」[杉並区阿佐ヶ谷南1-35-18]
中杉通りをアーケードに沿って南下すると、最近オープンしたのか割と可愛いお店が並んでいたりもします。が、一軒だけ、やけに落ち着いた看板と店が見えてきます。
阿佐ヶ谷有数(多分有数)の老舗珈琲店だというのはダンディなオーナーさんからお話を伺って知りました。入ったときは常連さんが何名かいらして、見た感じでは少し落ち着いた年齢の方向けかな、とも思います。銀座でも時々見る、静かに美味しいコーヒーを味わうお店。ロイヤルコペンハーゲンの磁器に注がれてやってくるコーヒーの、なんと深みのある味わい。
店装と照明はやや暗めなので、作業にはあんまり向きません。上で私はいろいろと書きましたが、ここのお店の場合はいい意味で昔ながらのお店で、常連さんに愛される素敵な一軒だと思いました。
※※※
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by kou_ten_nen
| 2013-06-08 01:56
| 外食えすけぇぷ